
院長瀬尾恭平
2005年朝日大学歯学部卒業。徳島大学総合歯科・補綴科での研修終了後、大阪で複数の歯科医院に長年勤務し、研鑽を積む。歯を失った路上生活者の歯科治療に携わった経験から予防歯科の必要性を強く感じ、歯科疾患の予防啓発に注力するようになる。2018年の開業後は、通う人が健康を保ち、元気になれる場所であることをめざして日々診療を実践している。
末永く伴走するお口の健康の守り手
気軽に相談できる歯科医院をめざして
幼い頃から歯科医師として働く父の姿を見て育ってきましたので、自然と歯科医師をめざすようになりました。歯科医師は、人の役に立てる魅力的な職業だと思っています。大学卒業後は、徳島大学で2年間働きながら補綴(ほてつ)治療を学び、その後大阪の歯科医院で約10年研鑽を積みました。勤務していた歯科医院では、救急搬送された路上生活者の方の歯科診療も請け負っており、入れ歯などの人工物で歯を補う補綴治療の知識と技術を生かすことができました。路上生活では、どうしても口腔環境が悪化しがちです。ほとんどの歯を失い満足に食事も取れないような方たちに、何度も治療を行った経験から、虫歯や歯周病に対する予防啓発の重要性を感じるようになりました。私は予防歯科を通じて、皆さんのお口の健康に貢献できる歯科医師をめざしています。2018年にこの土地で開業した後も、その想いに変わりはありません。地域のかかりつけ歯科医院として、良き相談相手でありたいと思っていますので、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
歯科医師松浦あゆみ
2022年に徳島大学歯学部を卒業。その後、同大学病院の総合歯科診療部に入局し、2年間の臨床研修を受けながら研鑽を積む。2024年4月から、「せお歯科クリニック」に勤務。同院では瀬尾院長と綿密に連携しながら、主に一般歯科診療を担当している。
頼ってくれる人を支えられるように
知識・技術の習得に力を注ぐ
徳島大学の恩師を介して、総合歯科診療部の先輩である瀬尾院長が開院したこのクリニックを紹介していただきました。
大学病院では、多方面の知識や技術を意欲的に学んできましたが、クリニックで診療にあたるのは当院が初めてです。担当する患者さんの数も多いため、今はさまざまな診療に携わりながら、1例ずつ経験を積み重ねています。瀬尾院長は補綴治療が専門ですので、入れ歯の治療などは特に勉強させていただいています。
患者さんと接する上で大切にしているのは、「患者さんのお気持ちに寄り添う」ということです。治療の痛みに配慮するだけでなく、患者さんの雰囲気や表情を意識し、時には何気ない世間話もしながら、緊張や不安を感じさせないような診療を心がけています。
当院に訪れる患者さんは、皆さん優しい方ばかりです。今はその優しさに甘えてしまっている部分がありますので、これからは私が皆さんを支えられる歯科医師になりたいと思っています。まだまだ勉強不足の身ではありますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
通いやすさを考えた
バリアフリー設計です
院内は土足OK。診療室はプライバシーに配慮した個室仕様。ベビーカーで入れるファミリールームにはキッズコーナーもあります。
感染症対策にも
力を入れています
治療器具は世界基準の滅菌器で消毒・滅菌。治療時の飛沫などは口腔外バキュームで吸引し、清潔な環境の維持にこだわっています。
痛みに配慮した
治療を行います
治療時は麻酔薬を使用して、痛みの軽減に努めています。麻酔薬を注射する際にも、さまざまな工夫を凝らして痛みに配慮します。
予防歯科に力を入れ、
末永く歯を守ります
皆さんがご自分の歯を1本でも多く守り残せるように10年後、20年後を見据えながら、虫歯や歯周病の予防処置に力を注ぎます。
地域に根差し、
健康寿命延伸に貢献
かかりつけ医としての診療、また歯科医師会を通じた情報発信にも取り組みながら、院内外で地域の皆さんの健康をサポートします。
痛みの軽減を追求し、極力歯を残す虫歯治療
痛みが苦手で、受診をためらっている方でも安心して受診できるよう、痛みの少ない治療を心がけています。治療の前段で使用する麻酔時にも、細い針を使用してゆっくりと麻酔液を注入し、痛みの軽減を図っています。虫歯の治療では、できるだけ歯を削らないことも大切です。歯科用CTなどを活用しながら治療が必要な組織を見極め、可能な限り健康な歯を残すことで、歯の寿命延伸をめざしています。
患者一人ひとりに合わせた歯周病治療
生活習慣病でもある歯周病の進行を防ぐためには、継続的に治療を行うことが重要です。当院では歯科衛生士と力を合わせ、患者さんの生活習慣や生活背景を踏まえたケアを実施しています。適切な診査・診断につなげるため、顕微鏡を使った歯周病菌の検査や、治療前後の口腔内写真撮影にも取り組んでいます。進行した歯周病によって歯を失ってしまった場合は、補綴治療を専門とする院長が各種治療をご提案します。
スタッフ全員で子どもに寄り添う小児歯科
歯科医院に対する苦手意識が生まれないよう、まずは歯科医院に慣れてもらうところからスタートし、お子さんご自身が納得した上で治療を始めるようにしています。無理やり治療を行うことはありません。スタッフ一人ひとりが優しく丁寧な対応を心がけ、フッ素塗布や歯磨き指導などを通じて、お子さんの虫歯予防にも力を注ぎます。4児の父である院長は、同じ親の立場から歯やお口のご相談に乗ることも可能です。
病気の早期発見・早期治療をめざす予防歯科
定期的に歯科医院を受診することで、虫歯や歯周病の早期発見・早期治療につなげましょう。当院では患者さんにとって適切なセルフケアをアドバイスすると同時に、さまざまな予防処置を実践しています。お口のクリーニングでは、専用のパウダーを噴射して歯面を清掃する「エアフロー」を使用。唾液の量や質から、虫歯や歯周病のリスクを調査する唾液検査や、舌の運動機能を測定する舌圧測定にも対応しています。
せお歯科クリニック
JR高徳線・讃岐白鳥駅